パパママ世代必見!カズ先生お勧めアニメ”葬送のフリーレン”紹介
こんにちは!カズ先生です!
突然ですが、何を隠そうカズ先生はアニメオタクです。
休みの日は終日家に引きこもりアニメ鑑賞にふける日も多々あります。
ダラダラと生産性の欠片も無い時間を過ごしてばかりなのです。。(こんな先生ですみません…)
そんな非生産的活動に少しでも意味を持たせるべく、日々のアニメ探索で知り注目している作品をここでも紹介してみようと思います(笑)
今回紹介するのは、今最も世間で注目を集めているアニメの一つである「葬送のフリーレン」です。
「葬送のフリーレン」とは
原作は少年サンデーで2020年から連載を開始し2021年のマンガ大賞で、堂々の大賞を受賞した作品です。そして今年の10月からアニメシリーズが開始し、一話は何と2時間一挙放送と話題となっていました。
まずは葬送のフリーレンのあらすじについて簡単にご説明していきます。
舞台は中世ヨーロッパ風の世界で人間や魔物などが共存するファンタジー世界です。
物語は、勇者ヒンメル一行が魔王を倒し王都に凱旋する所から始まります。
主人公はそんな勇者一行の一人であるエルフの少女フリーレン。
少女と言っても見た目が少女なだけで、実際は1000年以上も生きている魔法使いです。
10年という旅路をへて魔王討伐をついに達成した勇者一行は再会を約束し、それぞれ別々の道に進みます。
それから50年後、フリーレンはヒンメルのもとを訪ねるのですが、
50年前と変わらぬ彼女に対し、ヒンメルは老い、その人生は残りわずかだったのです。
その後、死を迎えたヒンメルの葬儀でフリーレンはこれまで“人を知る”ことをしてこなかった自分を痛感し、涙するのです。
「…人間の寿命は短いってわかっていたのに…」
「…なんでもっと知ろうと思わなかったんだろう…」
こうしてフリーレンは人間を知るための旅に出ます。
カズ先生はこのシーンで嗚咽をもらすほどに号泣。
何て切ないんだ!!
フリーレンの旅のその後
その後、フリーレンは二人の若者を仲間にして旅をします。
一人はかつての仲間である僧侶ハイターが預かり育てていた戦争孤児のフェルン。
ハイターの死をきっかけにフリーレンはフェルンを魔法使いの弟子として旅に同行させます。
フェルンはその類まれなる才能で、その若さでとんでもなく強い魔法使いへと成長を見せます。
もう一人は同じくかつての仲間であった戦士アイゼンが預かり育てていたシュタルクという少年です。
シュタルクは幼少の頃、故郷を魔族に襲われ、その場を逃げ生き延びたところをアイゼンに拾われ戦士として育てられます。
そして、このシュタルクが仲間になるタイミングで、死者の魂と対話できるとされている「魂の眠る地(オレオール)」の存在を知ります。フリーレン一行はヒンメルやハイター達ともう一度会うことを目的にこのオレオールを目指すこととなります。
そのオレオールのある場所というのが魔王城が存在した大陸最北端のエンデ地方です。
つまり、この三人の旅路はかつて勇者ヒンメル達と共に歩んだ道をもう一度行く旅となったのです!!
ヒンメル達と共に歩んだ道をなぞっていく中でかつての冒険にも思いを馳せるのですが、そうした過去の日々が楽しそうに描かれ、フリーレン自身もその想い出をかけがえのないものとして感じていたということが伝わってきます。
また、当時はわからなかったヒンメル達の想いが、人の心に触れていく中で、時を越えて彼女の心に刺さっていく様子は見ていて心が温かくなります。
それと同時にエルフと人間の時間感覚のズレが何とも切なく悲しいのです。。
葬送のフリーレンの特異性
葬送のフリーレンはがまとう雰囲気は今までの人気マンガが持つそれとは大きく違っています。
「海賊王に俺はなる!!」
というセリフに代表されるような、
努力!友情!勇気!
という分かりやすいアツさのようなものは一切ありません。
主人公のフリーレンは魔法収集が趣味の所謂魔法オタク。ヒンメル達と出会うまでは何百年もの間ひたすら魔法収集を続け、自身の魔法の腕を磨き続ける以外はのんびりと誰とも深く関わることなく過ごしていました。
そのフリーレンを変えたのが、エルフの生涯の中ではほんの一瞬の出来事であろうヒンメル達とのたった10年の冒険の日々だったのです。
ヒンメルの死を通してその10年が自分にとってかけがえのないものだったと気づき人間を知る旅に出る。
私はこのフリーレンを見ていて、この温度感というか、かなり自分と通ずるものがあるなぁと感じています。
若いころは、どこか浮世離れしたところがあり、人との関わりも希薄であったと感じています。ですが大人になるに従って、改めて人間は一人では生きていけないということや、今自分の周りにいる人を大切にすることの重要性を思い知らされます。
フリーレンに共感できるからこそ、話に大きな盛り上がりがなくとも心温まり感動できる物語なのだと思います。
私と同年代のミレニアル世代の方々には特に見ていただきたい作品ですね!!
まとめ
ということで、今回は運動とは全く関係ないテーマで書いてみました!
もしこの記事を読んでいる中にアニオタの方がいましたら是非教室でお声掛けください!一生しゃべれます(笑)